八ヶ岳グレイスホテル 特別室 宿泊記

満天の星空を見に山梨へ出かけます。

毎年のように山梨へ出かけますがここ数年は星空に当たっておりません。

さて、今回のホテル選びと気候はどうだったのでしょうか?

・結果

冬の八ヶ岳は凍結の恐れがある為、車での移動は断念します。

場所としては車移動の方がはるかに便利ですがスタッドレスタイヤを履いていない以上無理は出来ません。

丁度スーパーあずさが運行していることを思い出し電車での旅へ気分を高めます。

予約は電車とホテルを含めAMEXに…と思いましたが、良いホテルが出てきません。

今回の「標高の高いホテル(1200m以上)」という無理な依頼に対して複数のホテルを選んで頂いたのですが、「バス・トイレ別」という希望に全滅でした。

そこで八ヶ岳周辺のホテルで気になったものを自分で予約します。

今回は

八ヶ岳グレイスホテルの特別室を予約します。

新宿駅でまずは駅弁とビールを吟味します。

電車での移動の為、弁当は大切です。しかし、電話に備え飲みすぎには気を付けます。

スーパーあずさは1時間に一本の間隔で新宿を出発します。

しかし、通常のあずさと停車駅が違いますので降りる駅によっては注意が必要です。

今回は小淵沢で乗り換える予定でしたが、スーパーあずさが止まらないため甲府駅で降りて普通電車に乗り換える手間が発生します。

今まで気にしていなかったのですが、電車って途中降機できないんですね…

乗り継ぎに時間がかかる場合、田舎駅構内には何もないので駅ビルに行きたかったのですがダメだそうです。

初めてのスーパーあずさの為と思い諦めますが、帰りは従来型のあずさにて帰ろうと決めました。

スーパーあずさのシートピッチはとても広く新幹線に匹敵するのではないかという程です。

今回は自由席でもガラガラとのことで特に席の指定はせずに乗車しました。

一番お気に入りの車両の最後尾のシートを確保します。

シートピッチにも驚きましたが、さらに驚くのはコンセントの数です。

シートの脇に1つ、そして、足元に1つと計2つのコンセントがあります。

とても便利に作られていますね。

そして、従来型のあずさでは電話などで使用できるスペースになっていた場所もトイレと水道に変化しています。

バリアフリーのトイレはスペースがとても広く使いやすくなっています。

水道と独立していることも大きなポイントですね。

また、揺れが軽減される装置が付いているため従来型に比べると社内の快適性に大きな差が出ています。

あっという間に交付に到着し普通電車に乗り換えです。

景色は山ばかりとなっていました。

清里を過ぎるとJRの線路で最標高地点に差し掛かります。

そして、最も標高の高い駅「野辺山」にて下車です。

この近辺は雪が積もっていました。

ホテルに連絡をすると5分程で送迎の車が到着します。荷物を預け車に乗り込むと運転手が気さくに話しかけて下さいます。

すぐにホテルに到着しますが、何とJR最標高地点の目の前です。

ということは、このホテルは標高1376mということですね。

ホテルのエントランスではスタッフが荷物を持ちカウンターへ案内してくださいます。

直接の予約ですので特に変わったことはありません。

特別室といっても部屋へのアテンドもなく案内された通りに自分たちで進みます。

部屋は3Fとのことでした。

後ほど分かったことですが、この特別室はホテル内に2部屋しかなく丁度ホテルの真ん中にある部屋となります。

エレベーター降りた目の前に部屋がありました。

今時、カードキーでないレトロなカギを使用し部屋に入ります。

一つ良かったことはカードキーと部屋の電気が連動していないことですね。

この寒さだと外に出ている間に部屋が冷え切ってしまいますから‥

和洋室の為か部屋に入りすぐに靴を脱ぎます。

そして通路を進むとまずは洋室のリビングです。大きなテレビとソファーが置かれています。

端のテーブルには雑誌やコーヒーマシンが置かれていて特別室であることを感じさせます。

また、窓際には天体望遠鏡がセットされており気分を高めてくれます。この望遠鏡は実際に使用することができます。

しかし、残念なのは部屋の装飾と冷蔵庫周辺です。

まずこの装飾は特別室と謳う部屋には全く合わないものですね…

いくら星空観賞を売りにしているホテルとはいえ、チープすぎます。ありえない装飾です。

そして、冷蔵庫とポットのスペースです。

もとはもう少し備品を置いていたのではないかと思う程間延びしています。

極めつけは空調です。ザ・昭和!レトロすぎます。和室の空調は故障中につき洋室の空調を使用して下さいと書かれています。

2台のエアコンを稼働すれば和室のエアコンは必要なかったのですがね。

和室の空気清浄機やテレビ等は新しくWIFIパスワードも分かりやすく明記されていましたので良かった部分もあるのですが‥

水回りはダブルシンクとなっておりアメニティは最低限あるといった形です。トイレ・浴室も特に普通といったものですが、「バス・トイレ別」はやはり良いです。

バスルームはそれなりの広さで快適です。

トレイは形がいびつなもののとりあえず不足はありません。

相変わらずここでもハード面にチグハグが出ています。

シンクの前に立つと鏡の高さがおかしいことに気づきます。

部分的に直そうとするからこうなる訳ですよね…

和室にはクローゼットがあり、消臭スプレーも安っぽさがありません。旅館風の部屋着もたまには良いものです。

…が…布団の上げ下ろしはセルフとのことでした。

そんなんことってあるのでしょうか?

合宿のような気分にさせてくれますね!いや、褒めてないです‥

チグハグな部屋で過ごす1泊ですが、結果としては広さもあって快適ではありました。

部屋のイマイチさは顕著に出ますが、この後部屋の設備なんて気にならなくなるくらいの素敵な体験が待っていました。

  • 食事

夕食は1階のレストランにて食事となります。

と言ってもこのレストランには1つしかレストランがありません。

さらに、朝食と夕食以外はクローズしています。

夕食はテーブルを広く使い食事をすることができました。

ホテルの食事は量が少ないことが多いのですが、食べきれない量と品数です。

次から次へと出てきます。

朝食のボリュームも素晴らしいものです。

毎朝、食事量の少ない私にとっては胃が驚く量です。

さらには、ご飯のお供がセルフで選びたい放題でした。

  • 星空

このホテルの一番の見どころはホテル横にあるグランドでの星空観賞です。

30分をかけてレーザーを使って説明してくれるので星のことが全く分からなくても楽しむことができます。

星空がきれいに写るカメラが欲しいですね…

  • その他近隣施設

チーズ工房ではお土産の他カフェも併設されています。

清里駅近くの釜めしやは目の前で作ります。

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